Fabric Folk Animals / Aizu

「自然に学ぶデザイン」を提唱する setoFabric Folk Animalsは、昔ながらの郷土玩具から影響を受けた、小さな布の生き物たちです。

生き物の形態を模するだけでなく、その機能や動きを取り入れたデザインが特徴です。

おもちゃとしても、インテリアとしても、使っても飾ってもたのしい、シンプルなオブジェたちです。

おもちゃセレクターでもある curious (キュリアス)のセレクトで、会津若松の株式会社はらっぱが継承する「会津木綿」を使った「Aizu」バージョンが誕生しました。 

会津木綿」は、夏は暑く冬は極寒という会津の気候に合わせて、長い年月使い続けられてきた木綿生地です。丈夫で手触りがよく、使うほどに風合いが増す優しい生地は、野良着として広く着用されてきましたが、おもちゃにもぴったりな特性を持っています。 

株式会社はらっぱの、伝統を守りながらもモダンな柄と色合いの「会津木綿」が、setoの生き物と呼応し、「Fabric Folk Animals/Aizu」が生まれました。

 

→商品一覧はこちら 

デザイン&製作: seto
生地:株式会社はらっぱ 

販売:curious

 

setoについて

「seto」は、瀬戸けいた・なおよ夫婦によるデザインレーベル。1999年より「九印・9brand」として活動をスタートし、2008年名称を「seto」に変更する。 

 自然や生き物の知恵を生活に取り入れるという、人間が古来自然におこなってきたことを、再解釈することをスタート時よりテーマにしている。

 

2002年に発売された「M.O.C system」(株式会社キューブ)がグッドデザイン賞(2003年)およびグッドトイ賞(2004年)を、2008年に発売された幼稚園・保育園用知育玩具「Slitblock」発売(株式会社ジャクエツ)ではキッズデザイン賞(2009年)を受賞、共にニューヨークのMoMA storeにて販売されるなど海外でも注目されると同時に同年「Yamori-magnet」がネフ社(スイス)コレクションに選定され、ヨーロッパから全世界に向けて作品が紹介されるなど、主力商品であるバッグやケースの開発のみならず、数々の玩具のプロデュースを手がける。

2016年には、すわれるコルク積み木「Cork block 20.30.45」(自由学園生活工芸研究所)を手がけ、同年12月に自由学園明日館 JMギャラリーで開催した「"Pebbles" しましまの小石たち展」では自由学園生活工芸研究所のオリジナル・テキスタイル「プラネテ」を使った布製オブジェの展示を行う。